大ガールズバンド時代来てますねー!
いや、ごめんやっぱり笑っちゃう……。
ようこそのお運び誠にありがとうございます。 鈴木さんでございます。
今回は「BanG Dream! 2nd Season」&「BanG Dream! 3rd Season」です。
ファーストシーズンは手書きアニメで演奏シーンだけCGという手法が採られていましたが、 2nd SeasonからフルCGになりました。
正直CGアニメって苦手なんですよね。表情や動きにまだ違和感を感じちゃいます。
でも時代の流れなんでしょうね。アニメーターさんの問題やコストの問題もあるし、これからもっと増えていくでしょう。
でも、友人のアニメタさんとも話しましたが、やっぱり今まで沢山の方が培ってきた作画の技術は廃れないですし、思わず唸るような作画に出合えれば嬉しいです。そしてCGはCGで進化して欲しいですね。今は合わさると違和感がまだありますが、そういうハイブリッドな時代になっていくんだろうなと思います。
さて、そんなCGアニメな今作ですが、今までのイメージを払拭するようなシーンがあったんです。
それは「RAISE A SUILEN(RAS)」の演奏シーン。
実際に演者が演奏するリアルライブでは、会場を盛り上げるコンセプトなのか全身を使ってのノリがメインに感じられますが、3rd SeasonにおけるRASの「R·I·O·T」演奏シーン。特にパレオの動きに注目してみて下さい。
ゲーム内のセリフで「可愛く見えるように動きに気を使ってる」のようなセリフがあるんですが、正にそのセリフ通り。実在人物じゃ出来ないんじゃないかってレベルで可愛いです!
しかも動きもシームレスで、こんなん実際にライブハウスで観たら一気にファンになっちゃいますよ。
そしてその演奏シーンから「3rd Season」ストーリー終盤である第11話「パレオはもういません」の「パレオは可愛いですから、私と違って」というセリフにリンクして、鳰原 令王那という少女が持つ苦悩と、それが故に生み出されたパレオというキャラクターを「演じている」という展開に繋がって、ストーリーに深みを与えてると感じました。
アニメの「R·I·O·T」演奏シーンが公式には無く、違法アップロードしかないのでリアルバンドのライブ映像を載せておきます。
www.youtube.comで、2nd&3rd通して感じたんですが、メインはPoppin’Party(ポピパ)を中心にして進むんですが、メインストーリーに絡まない他のバンドも担当回みたいのがあるんです。
でもね、ストーリー的には結構キツイ。いきなり出てくるから関係性が見えないんですよ。だからやっぱりアニメのバンドリシリーズはゲームとライブのプロモーション的な意味合いが強いんだなって思っちゃいました。
掘り下げていけば色々面白いストーリー出来る設定はめちゃくちゃあるのに凄く中途半端でもったいない気もします。ていうか、キャラ設定や関係性の面白い設定がありすぎて処理出来てない感じがします。
例えば「Roselia」の湊さんに突っかかる「Afterglow」の蘭なんか上手く使えば本編にいいアクセントになると思うんですけどね。
あと、プライベートではツインテールにしない「Pastel*Palettes」の綾ちゃんなんかお気に入りの設定です。現実社会でツインテールだったりニーソックス履いてるような人って腹黒い人しか会った事無いですから余計見てみたい(笑)
担当回じゃなく、上手い具合に本編に絡んでこれるようになればベストですよね。
でも1クールで話をまとめなきゃいけないとなると、尺が足りないか……。
でもさっき言ったみたいに「3nd Season」のパレオの流れはおすすめだし、ポピパ主体のストーリーと考えると見所は多いし、2ndのラストでキズナミュージックが流れる時はやっぱり見て良かったと思えるはずです。複数バンドをしっかり描くなら、理想は「ドカベン」ですよ!
まあ、武道館の流れとかRoseliaの見事なまでの中二っぽさやそれを遥かに超えるチュチュのキャラとかツッコみどころはいっぱいありますが、そういう所を逆に楽しめればめちゃくちゃ面白いんじゃないかと思うのです。
Roseliaって言えば、バンドストーリーやコミック版読むとめっちゃ言動が中二っぽくて最初はなんだこの人たちとか思って苦手かもって思ったんですけどね。
今やCD買うレベルで好きです(笑)
ライブ行きたい。
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