【スピンオフ小説】リコリス・リコイル Ordinary days ネタバレ感想

【スピンオフ小説】リコリス・リコイル Ordinary days

アニメも佳境に入った第10話、本編では千束が「リコリコは閉店しまーす」と言った絶妙なタイミングで出版された本作品。喫茶リコリコの日常を描くスピンオフ作品です。

発売前から増版が2回も決まったライトノベルなんか今まで聞いた事ないんじゃないかな?

初版コレクターの私の波乱の発売日はこちら

作者が原案の『アサウラ』氏なんですが、インタビュー記事を読むと、好きな様に書いていいと言われて書いて持っていったら、「こんなのテレビで流せる訳ないだろ」って大幅に改変されたようです。

アニメの世界もそうですが、作品の設定を考えただけで、ストーリーも構成も脚本家任せで自分は原作者だって言いはってる人って多いんで、この「リコリス・リコイル」の様に、ちゃんと内情を明かして原案はあくまで原案という形式はいいと思うんです。

でも、せっかくなんで、アサウラ氏の思い描く「リコリコ」もどんな話か知りたいじゃないですか。

そう思った時に、丁度いいタイミングでの小説版の出版。

早速読みました。

全編通して思ったのは、アニメの様な作風にしなかったらここまで人気にはならなかったろうなって事です。

スピンオフ作品という事で、大分アニメに寄せて書いてあるんですが、まず、千束とたきなのキャラクターが微妙に違う感じがしました。

そして、喫茶リコリコの日常を描くという触れ込みでしたが、日常系と言うと、アニメ本編から離れた、千束とたきなのゆるく楽しい話しが続くのかと思いますよね? しかもレーベルは電撃文庫ですしね。でも一話目から、喫茶リコリコへ来た男性のお客さんの視点で描かれます。これが意外でした。もちろん千束とたきな目線の話もあるんですが、印象としてはお客さんから見た『喫茶リコリコ』のお話のイメージ。この時点で好みが分かれる作品だと思います。

でもね、ラストの中学生の女の子の話は、『必殺』と、『地獄少女』を混ぜた様な展開で、『リコリス・リコイル』のもう一つの可能性と言うか、こういう路線もあったかもしれないなというストーリーで、興味深く読ませて貰いました。

それはそれで面白いんだけど、今程の人気は得られてないだろうなとも感じたんで、今の路線が正解なんでしょうね。まあ、設定がちょっと無茶苦茶な部分も多いですが、千束とたきなの疾走感でカバーしちゃう辺りは、無理矢理だけど心地良い作品だと思います。12話のAパートまでは……。※現在12話まで放送中、13話に期待です

色々言いましたが、アニメより少しダークな、作者の好みがハッキリ解る作品ですね。でもそのおかげで、彼女達の装備や戦い方が解る、ファンにはたまらない作品になってると思います。

自分は興味深く読ませて貰いましたが、皆さんはどんな感想を抱くのかなと、楽しみにレビューなんかを読み漁ってます。

それでは本日はこの辺で。

またお会い出来るのを楽しみにしております。

鈴木さんでした。

 

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